地獄の十能

日付は変わってしまったが細かい事は言わんといて、本日グンマー帝国40.2度🙀


灼熱地獄🔥スーパーの駐車場で買ったばかりのタマゴを落としたら、地面で目玉焼きに成ったらしい。

🥚無事に家まで持ち帰ったとしても、全部茹で卵に成っていたと伝う話もある。


〈これらの話…信じる者は救われない〉


灼熱地獄の中で ふと思い出した事がある…


義母が生前、僕の手を目にする度にこう言った

「あらまぁ 何にもしない手だねぇ〜」

「あらまぁ お箸も持った事ない手だねぇ〜」


そして義母は自分の掌を見つめながら…

「アタシの手なんざ地獄の十能だよ」と呟く


確かに義母の現役時代は農家の嫁として昼夜働き詰めの暮らしを送ったらしく、それを物語る掌をしていた。


十能(じゅうのう)をご存知だろうか?


↑様々な大小形はあるが、基本スコップ形で炭火とか火の付いた物の移動に使用した。


しかも、そんじょそこいらで使われる十能とは違って、地獄で使い熟され年季の入った物だと言う事だ。


つまり働き者から見た僕の手に姑としての一言だったわけである。


「地獄の十能」


初めて聞いた時は大笑いしてしまった。

時代が違えば流行語大賞だったかも知れない。


それ以来、見聞きする事もなくなった「地獄」と言うワードも合わせて、お盆も近づくこの猛暑が思い出させてくれた。


義母は長寿国日本の平均寿命通り生きたが、我々が平均通り生きるとしたらどうだろうか…


歯止めが効かない値上げラッシュ、少ない年金、それに増税も…不安挙げればキリが無い。

誰もが望むものは同じはず、穏やかなゆとりの中で長生きを楽しむこと。


長寿国「ゆ」とり  消したら  超地獄


ナンチッテ